坂元裕二 脚本作品のおすすめドラマランキングTOP10!2020年最新版
『東京ラブストーリー』や『Mother』など、様々な名作ドラマを手掛けている脚本家、坂元裕二。
その坂元裕二さんの数々の名作と呼ばれるドラマの中でも、おすすめしたい作品をランキング形式でまとめてみました。
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坂元裕二 脚本のおすすめのドラマランキングTOP10!
では、まずは第10位からの発表です。
第10位 『anone』
放送期間:2018年1月〜3月
放送局:日本テレビ
キャスト:広瀬すず、小林聡美、阿部サダヲ、瑛太、火野正平、田中裕子
特殊清掃などの日雇いアルバイトをしながらネットカフェで寝泊まりしていた主人公・辻沢ハリカがある出来事がきっかけで、偽札をめぐる人間関係に巻き込まれる……という、ヒューマンドラマ。
広瀬すずさんが『学校のカイダン』(2015年)以来3年ぶりの連続ドラマ主演を果たし、話題になりました。
このドラマは『立場によって見える風景がまるで違うドラマ』とネット上で評されていました。
「分かりづらい、暗い」という否定的な意見もありました。
第9位 『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』
月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」DVD&Blu-rayBOX完成しました!外箱はこんな感じ☺︎全話ディレクターズカット版で未公開シーン多数追加、特典映像満載、封入特典も☺︎6/22発売です!#有村架純#高良健吾 pic.twitter.com/tLwYCliCL2
— 村瀬健 (@sellarm) June 19, 2016
放送期間:2016年1月〜3月
放送局:フジテレビ
キャスト:有村架純、高良健吾、高畑充希、西島隆弘、森川葵、坂口健太郎 など
主題歌:手嶌葵「明日への手紙」
主人公の音(有村架純)と練(高良健吾)の二人を中心としながら、彼らを取り巻く四人の男女の想いが複雑に描かれた群像ラブストーリー。
第3回コンフィデンスアワード・ドラマ賞作品賞・脚本賞を受賞し、業界内でも評価が高かった作品。
ネット上では、「作風が暗すぎる」「月9に合わない」と酷評されましたが、「切なすぎて涙が止まらない」「愛おしいドラマだった」という意見もありました。
実際に見ましたが、確かに雰囲気が暗い!笑
ただ、坂元裕二さんは繊細な若者を描くのが非常に上手で、共感できる部分が多く、作品に深く入り込むことが出来ました。
とにかく感動する作品が見たい方にはおすすめです。
第8位 『モザイクジャパン』
放送期間:2014年5月〜6月
放送局:WOWOW
キャスト:永山絢斗、高橋一生、ハマカワフミエ
アダルトビデオ業界の裏側を描いたドラマ。
良い意味で、坂元裕二さんの作風っぽくない感じで、斬新で面白い。
高橋一生さんのキャラがぶっ飛びすぎて、好きです。ハマカワフミエさんという個性派女優にも注目!
第7位 『問題のあるレストラン』
放送期間:2015年1月〜3月
放送局:フジテレビ
キャスト:真木よう子、東出昌大、二階堂ふみ、高畑充希、松岡茉優、臼田あさ美、YOU、安田顕、菅田将暉 など
主題歌:きゃりーぱみゅぱみゅ「もんだいガール」
二階堂ふみ、菅田将暉、高畑充希、松岡茉優という、今をときめく若手俳優(女優)が出演している、問題の多いレストラン。
女性同士の会話がメインのお話ですが、坂元裕二さんがこのセリフを考えたのか、と考えると感心しかありません。
視聴率はそこまで高くなかったものの、独特な空気感と安定したストーリーの面白さからコアなファンが多いのも特徴的。
第6位 『東京ラブストーリー』
放送期間:1991年1月〜3月
放送局:フジテレビ
キャスト:鈴木保奈美、織田裕二、江口洋介、有森也実、千堂あきほ、西岡徳馬 など
主題歌:小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」
「トレンディドラマ」を代表する、名作ドラマ。
最高視聴率32%を記録し、社会現象を起こしたこのドラマも27年前。
坂元裕二さんがこのドラマを24歳の時に描いたというのも衝撃的。
賛否両論の結末だったり、かなり時代を感じる描写ばかりですが、今見ても色褪せることなく面白い。
間違いなく、小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」は、後世に語り継がれる程の名曲でしょう。
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第5位 『それでも、生きてゆく』
放送期間:2011年7月〜9月
放送局:フジテレビ
キャスト:瑛太、満島ひかり、風間俊介、田中圭、大竹しのぶ など
主題歌:小田和正「東京の空」
日本史に残る最高傑作とも呼び声の高い、社会派ドラマ。
ギャラクシー賞・2011年9月度月間賞、2012年東京ドラマアウォード作品賞・優秀賞受賞を受賞するなど、業界から高い評価を得た作品。
15年前に起きた幼女殺人事件の被害者家族と加害者家族の物語。
主演の瑛太さん、満島ひかりさんの演技が圧倒的すぎる。まさに怪物的怪演。
第4位 『最高の離婚』
放送期間:2013年1月〜3月
放送局:フジテレビ
キャスト:瑛太、尾野真千子、真木よう子、綾野剛、八千草薫
主題歌:桑田佳祐「Yin Yang」
第50回ギャラクシー賞、2013年日本民間放送連盟賞など、様々な賞を受賞。
離婚率が高くなり、離婚する夫婦も今や何ら不思議ではなくなった現代において、結婚のあり方や家族について描かれたコメディドラマ。
キャストの演技も脚本も主題歌も素晴らしいのですが、「最高の離婚」というタイトルのセンスが好き。
第3位 『Woman』
放送期間:2013年7月〜9月
放送局:日本テレビ
キャスト:満島ひかり、田中裕子、小栗旬、二階堂ふみ、高橋一生、小林薫 など
主題歌:androp「Voice」
第30回ATP賞テレビグランプリ2013「ドラマ部門」の最優秀賞に輝いた作品。
満島ひかりさん演じるシングルマザー、青柳小春を主人公に描かれた社会派ドラマ。
何と言っても女優・満島ひかりの圧倒的な演技力。
田中裕子、小林薫など名俳優、名女優がいながらも、見事に存在感を放つ彼女は、まさに”強い女性”の象徴でした。
第2位 『カルテット』
放送期間:2017年1月〜3月
放送局:日本テレビ
キャスト:松たか子、満島ひかり、高橋一生、松田龍平 など
主題歌:Doughnuts Hole「おとなの掟」
ギャラクシー賞、第7回コンフィデンスアワード・ドラマ賞など、数々の賞を総なめにした傑作。
多くの謎が散りばめられ、ネット上でも様々な考察が話題となりました。
ちなみに、このドラマの前クールは「逃げるは恥だが役に立つ」で、連続で話題作となったため、この時間帯のドラマが注目されるようになりました。
(最近で言えば、「義母と娘のブルース」もこの時間帯)
第1位 『Mother』
放送期間:2010年4月〜6月
放送局:日本テレビ
キャスト:松雪泰子、山本耕史、酒井若菜、倉科カナ、芦田愛菜、田中裕子 など
主題歌: hinaco「泣き顔スマイル」
第65回ザテレビジョンドラマアカデミー賞、ギャラクシー賞など数々の賞を総なめに。
女性の母性をテーマにした社会派サスペンス作品。芦田愛菜プロのデビュー作品としても有名。
とにかく最高に泣けます。男の自分でも号泣。
あとがき
以上、坂元裕二さんが手掛けたドラマの中でも、特におすすめしたい作品をご紹介しました。
坂元裕二さんのすごい所はコメディもシリアスなドラマもどれも高い評価を得ている所。
しかもほとんど彼のオリジナル作品というのが驚きを隠せません。
「anone」以降、テレビドラマの脚本を書いていませんが、”復帰”はいつになるのか。今後の動向に注目したい所です。
(ちなみに、2020年に公開予定の映画「花束みたいな恋をした」は坂元裕二さんのオリジナル作品)
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